正規雇用と非正規雇用って、実はこんなに違うんです

働き方が違います

 正規雇用と非正規雇用の違いは働き方にある、と言われてピンとくるでしょうか。そこまで難しい話ではありません。

 フルタイムと呼ばれる1日8時間労働を週に5日こなすというスケジュール。正規雇用は通常この働き方を続けることになります。非正規雇用でもこの働き方はありますが、一部の雇用形態に限られます。正規雇用の場合、この働き方にプラスして残業や休日出勤があることも珍しくはなく、繁忙期ともなれば当然のように働く時間が長くなるでしょう。非正規雇用の場合、ブラック企業などでない限りは普通は考えられません。

 休む時に誰かに代わって入ってもらう、という働き方ができることが多い非正規雇用とできない正規雇用。比較的簡単な決意・決断で辞められる非正規雇用と辞められない正規雇用。こんな違いもあるのかもしれません。

得られるものも違います

 得られるもの、これに関しては正規雇用と非正規雇用で圧倒的な違いが出てきてしまいます。

・給料やボーナスなどのお金
・その仕事に必要な技術や知識
・社会人としての信頼や信用
・現役時の安心感と老後の安心感

 こういったものは、正規雇用でなければ得られないものでしょう。あるいは正規雇用の方が多く得られます。正規雇用ではなくても自分で事業などを起こして働き成功しているのであれば得られるものかもしれませんが、それは非正規雇用とは言い難いので、やはり全てを手に入れるためには正規雇用として働かなければいけません。

 非正規雇用社員として働いて得られるものと言えば、時間くらい。しかし、自由な時間が増えれば増えるほど収入や将来への安心感は減っていくわけですから、“得られるもの”という視点で見れば、正規雇用に軍配が上がるでしょう。

割合も違います

 最近、非正規雇用を選択する人や、それしか選択できない人が増えてきているという話を耳にします。日本の社会や経済にとって良いことか悪いことかはまだわかりませんが、それでも、まだまだ正規雇用が多いのが現状です。

 割合で見れば、正規雇用は働く人の6割くらいを占め、残りの4割くらいは非正規雇用社員として働いています。

 今後この差はあまりなくなっていくかもしれませんが、正規雇用社員の方が多いと考えると、非正規雇用社員は社会人として認められにくい状況がまだ続き、それによって損をすることも多々あると思っておかなければいけません。